今回は、具体的に「積立投資」について。

前回までのコラムのように、

• 「年収(月収)があれば、誰でも、I(Investor/投資家)になれる=お金がお金を産む仕組みを持つことができる」

• 「年収(月収)を、単にゼロ金利の預貯金をしても殖えないので、積立投資で今後殖やす可能性を残す」 

という考え方が大事です。

一言に「積立投資」とはいえ、国内では、

− NISA(少額投資非課税制度)

− 積立NISA(つみたてニーサ)

− iDeCo(イデコ)

など

があります。

これらは、利益に対する非課税枠があったり、所得から積立額を控除して非課税になったりと、国内の税制メリットは活用できます。ただ、そもそも「殖えやせる可能性が高い仕組みではない」というのが事実です(=国が「自分たちの年金は、自分たちでも作ってな!」という制度にも関わらず)。

だからこそ、海外の「殖せる可能性が高い仕組みの海外積立投資(元本確保型)」を選ぶほうが理にかなっているのです。

 海外積立投資(元本確保型)は、その積立年数(満期)に対して、圧倒的な殖え率です。

具体的には、15年満期140%元本確保型、20年満期160%元本確保型の2種類があります。

分かりやすく言えば、

• 15年間、ずっと積立投資し続けると、満期時に+40%ぶんが確定して殖えて戻ってくる

• 20年間、ずっと積立投資し続けると、満期時に+60%ぶんが確定して殖えて戻ってくる

ということ。

具体的な数字で見ると、

〜例えば月々US$300(約3万円)積立投資(満期まで減額や一部引出や停止していない場合)〜

• 15年満期140%元本確保型の場合:

積立総額 :US$300×12ヶ月×15年間=US$54,000(約540万円)

満期時確定(元本確保):US$54,000×140%=US$75,600(約756万円)

• 20年満期160%元本確保型の場合:

積立総額 :US$300×12ヶ月×20年間=US$72,000(約720万円)

満期時確定(元本確保):US$72,000×160%=US$115,200(約1,152万円)

と積立総額に対して、単純に1.4倍もしくは1.6倍が満期額になって戻ってくる(しかも手数料控除後の最低限の確定した満期額)というのがこの海外積立投資(元本確保型)です。

 こうした「見えた満期額=資金準備」として最適なのです。

 例えば、学資保険代わりにしたり、例えば老後資金準備にしたり、など確定した金額を準備できるので安心感があります。

 15年で140%、20年で160%の元本確保型の積立投資は、日本には存在しませんが、海外には当たり前に存在し、海外の投資家は当たり前に積立投資をして資産形成をしています。これが国内の積立投資と、海外の積立投資の大きな違いです。

 そして、月収(年収)がある人であれば、「誰でも」「少額から」「投資(資産運用)」ができる、つまり「I(Investor/投資家)」になれるうえ、「資産形成」ができる、のです。

「積立投資」は、積立期間中は実に地味で、また短期間で大きく資産が殖えるような派手さはないですが・・・、

• 中長期で資産形成するにはベスト

• リスクは低い(マーケットの上下を気にしなくていい)

• 現役の時間を有効活用できる(退職してから慌てることなく事前に資産運用の経験を積める)

• 塵も積もれば山となる(銀行預貯金は殖えないが、積立投資では殖やせる可能性を残せる)

という最高の投資/資産運用方法なのは間違いありません。