前回はお金の性質1“お金を保存すること(価値の保存)”について、お伝えしてみました。 

皆さんは、どのような印象をもたれたでしょうか?当たり前じゃん!だとか、

わかりにくかった。とか、逆に難しく感じました。とか思われた方もいるかもしれません。 

一方で、そこまで考えたことなかった!!お金を貯めることができるのもお金の性質なんだ!!

と驚いた方や勉強になった方もいるかもしれませんね。 

筆者としては、このコラムを読んでらっしゃる方の一人でも多くの方に“お金に関する気づき”を

提供できれば、とても嬉しいと思っています。さて、今回はお金の性質の2つ目である

“価値を比較すること(価値の尺度)”について、お話ししていこうと思います。

2“価値を比較すること(価値の尺度)”と聞いて、また皆さんはどんなことを考えますでしょうか? 

価値の比較(価値の尺度)なので、今回はピンとくる方もいるかもしれませんね。 

価値の比較(価値の尺度)とは、、、モノやサービスには必ず“値段”がついており、

その“値段”で価値を比べることを指します。 

例えば、1貫100円のマグロのお寿司と1貫10,000円のマグロのお寿司では、

どちらに価値を感じますでしょうか? 

もし、同じマグロで赤身のネタなら、10,000円の方が高い!!と感じる方も

いるかもしれません。 

一方、大トロのネタだったら100円の方がお得!!と考える方もいるかもしれません。 

3このように、安いや高いと言った値段の比較やコストパフォーマンスなどの価値の比較は、

この性質をうまく利用していることになります。 

お金の“価値を比較すること(価値の尺度)”というのは、モノやサービスの値打ちや価値を

決める“物差し”としての性質もあるのです。 

私たちはあたりまえすぎるこの性質を使って、モノやサービスの価値の比較をしています。

いかがでしたでしょうか?さて次回は、お金の性質については最後になります。

最後の3つ目の性質“お金を「交換」すること(交換機能)”について、お伝えしていきたいと

思います。

そして、4回目には筆者のこのコラムに対する想いを少し伝えておきたいと考えています。