第3回目のコラムはいかがでしたでしょうか?
お金の性質2“価値を比較すること(価値の尺度)”について、お伝えしてみました。
皆さんは、どのような印象をもたれたでしょうか?
お伝えしてきているお金の性質は、普段の生活で当たり前すぎる事ですから、
読者の皆様も気に留めたりすることはほとんどないのではないでしょうか?
日本は、お金の教育が世界から見てもとても遅れています。
だからこそ、筆者はこのコラムの読者の皆様に、お金とは何なのか?改めて、
考えていただくきっかけになって欲しいと願っています。
では、本題に入って参ります。
今回はお金の性質の3つ目である“お金の交換すること(交換機能)”について、
お話ししていこうと思います。
“お金の交換すること(交換機能)”とは、一体どういう事でしょうか?
今回は結論からお伝えします。
“お金の交換すること(交換機能)”なので、、、
「お金を使って、商品を購入すること」が答えです。
では、なぜ交換機能なのでしょう?
(こういうところにも、読者の皆様には疑問を持ってもらえたら嬉しいです。)
今回の例えは、大昔の話になります。
大昔の経済は“物々交換”が基本でした。(通貨というモノや考え方ができるまでは。)
例えば、、、
お肉が食べたい人が、魚を持っています。
そこに、魚が食べたい人が、お肉を持っています。
この二人がいたら、“物々交換”は成立ですね!
ではそこに、お肉が食べたいけど、野菜を持っている人が来たら、どうなってしまうでしょうか?
この二人では、残念ながら“物々交換”ができません。
このように、“物々交換”では交換をする二者の“欲や考えといったニーズ”が一致しないと、
できませんでした。
そこに、“お金”登場するとどうでしょう?
お金が物々交換の代用品になり、簡単に交換をすることができます。(つまり、上記例であれば、
野菜をお金に替えて、そのお金でお肉と交換をする。)
これが、“お金の交換すること(交換機能)”なのです。
現在は、2つ目の性質の“価値を比較すること(価値の尺度)”と一緒になって、商品を購入する
(交換する)というような状態になっていますね。
いかがでしたでしょうか?
これで、お金の性質についてのコラムは最後になります。
次回、4回目には筆者のこのコラムに対する想いを少し伝えておきたいと考えています。